震災障害者と家族のみなさんで六甲山にいってきました。
ちょっと霧がかかってはいましたが、お天気にも恵まれ、大自然の中で楽しいひと時を満喫しました!
絶景の見えるレストランでランチ。
食後はまったりおしゃべり。話がつきません。。。
参加者はスタッフ含めて23人。
車いすの方など普段はなかなか月一回の集いにこれない方にもご参加いただき、とても賑やかな会になりました(^0^)
参加してくれた皆さん、お手伝いしてくれた神大の学生さんたち、スタッフのみんな、
お疲れ様でした!
※旧ブログより転載(2014/04/29)
兵庫県と神戸市は28日、阪神大震災(95年)で後遺症を負った震災障害者を対象にした面接調査の報告書を公表した。震災8年後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したケースや、今もリハビリを続ける被災者もおり、震災から十数年が経過しても、心身に負った傷が癒えない実態が明らかになった。
県や市によると、震災によるけがで身障者手帳を取得したのは328人(うち117人は死亡)。面接に同意した27人について関西学院大の池埜(いけの)聡教授ら5人が昨年2~3月、当時の状況や震災後の生活などを聞き取り、14人分を公表した。
兵庫県西宮市の自宅アパートが全壊し、息子を亡くした女性(調査時61歳)は、左足が長時間圧迫された後遺症で、長時間歩けない。03年ごろから震災当時の光景がフラッシュバックしてパニックになるPTSDの症状も表れた。女性は「体の障害は努力で何とかやっているが、心の障害は自分で治すことができない」と告白した。
毎日新聞 2012年08月29日 大阪朝刊
※旧ブログより転載(2014/04/29)
兵庫県と神戸市が、阪神大震災での震災障害者の調査結果を公表しました。
県と市は、この調査を持って終了とせず、今も後遺症に苦しむ阪神大震災の当事者や東日本大震災の震災障害者たちのために仔細に調査を続け教訓を生かして欲しいと思います。
調査結果閲覧はこちら→震災障害者・震災遺児実態調査報告書(兵庫県ホームページ)
≪「震災障害者」らの証言まとめる 兵庫県と神戸市 ≫
兵庫県と神戸市は28日、阪神・淡路大震災で負傷し、障害が残った「震災障害者」と親を失った遺児について、初の実態調査でインタビューした計31人の証言を「記録集」にまとめた。震災直後の状況や苦労、心情の変化など支援から取り残されてきた声を約300ページに集約。教訓として東日本大震災の被災地にも送る。
県と神戸市は2010年~11年に、障害者手帳の申請書類などから震災が原因と認められる身体・精神・知的障害者計349人(死亡者を含む)を特定。遺児は育英資金の受給者を基に419人と公表した。
インタビューは昨年2~3月、既に結果を公表した実態調査に応じた障害者らのうち、同意が得られた人を対象に約1時間半ずつ聞いた。
記録集に掲載した身体障害者は当時、神戸、西宮、芦屋市在住の男性8人と女性6人(全員現在60歳以上)。遺児も当時3市に住所があった17人(うち保護者10人)。
西宮市内で被災し障害を負った60代女性は、震災8年後に心的外傷後ストレス障害(PTSD)を突然発症したと証言。「一緒に被災した子どもにも出るかもしれないので、言ってはいけないと言われ、隠していた時はつらかった」と話した。
記録集は県のホームページなどで閲覧できる。 (井関 徹)
(2012/08/28 20:04)神戸新聞NEWS
※旧ブログより転載(2014/04/29)
阪神大震災ボランティア(復興住宅訪問/震災障害者)