2012/06/24 防災:明日に備える 全国から支援の手紙 被災者に生きる力 (毎日新聞)

≪防災:明日に備える 全国から支援の手紙 被災者に生きる力 /兵庫≫
毎日新聞 2012年06月24日 地方版

 ◇復興への歩みに寄り添う文通
 阪神大震災(95年)の被災者支援を続けるNPO法人「よろず相談室」(神戸市東灘区)に、東日本大震災の被災者へ宛てた手紙が続々と届いている。送り主は北海道から沖縄まで全国約300人。同法人理事長、牧秀一さん(62)が毎日新聞紙上などで「手紙を書いて、遠く離れた被災者を支援しよう」と呼び掛け、応じた人たちだ。すでに10組で文通が始まり、心を通わせている。【内橋寿明】

 「大変な災害を前に、何の力にもなれない自分を本当にはがゆく思う。被災地のご苦労を忘れることなく、心だけでも共に生きてゆきたい」。愛知県の主婦(67)はこう書き出し、「この手紙が、焼け石に水のほんの一滴にでもなれば」と願いを込めた。

 横浜市の年金生活者という1人暮らしの女性は「長年同居していた母が他界してふさぎ込んでいましたが、悲しみは時が解決してくれました」などと自身の経験を記し、自作の絵はがきを同封。「文通が始まったらうれしいです」と結んだ。


※旧ブログより転載(2014/04/29)