
香川県内の児童生徒で結成された「出会い・ふれあい・発見隊」(香川県教育委員会主催)の皆さんをHAT神戸に迎え、神戸の震災について学んで頂きました。
午前は「震災障害者の集い」のメンバーから、被災体験や震災後の人生など、さまざまな思いをお話しました。参加した小中学生は真剣な様子で耳を傾け、たくさんの質問をしてくれました。震災によって障害を負った人々にどうして目を向けなければならないか、若い世代の理解が広まるとよいです。
午後はグループに分かれて、琴平高校の「とらすとK」の皆さんと一緒に、独り暮らしの高齢者を訪問してもらいました。初めてのことで最初は緊張した様子でしたが、次第に打ち解けてお話できたのではないでしょうか。

先月に続き、震災障害者の集いのメンバーとともに石巻を訪れました。
社会が復興していくなかでハンディを抱えて苦しむ人々への支援を推進するため、宮城県内の関係機関と協議を行ったほか、現在仮設住宅で暮らしている障害者の方と交流しました。集いのメンバーの語りかけに少しずつ表情がほぐれ、笑顔を見ることができました。
また、石巻市内の仮設住宅に独り暮らしの高齢者との交流も継続しており、今回も元気な姿に再会しました。


毎月第1週に開催している震災障害者の集いですが、7月は、集いのメンバーとともに当事者のご家族を訪ね、淡路島に向かいました。ご家族が経営される食堂で、絶品の海の幸をいただきながら、震災当時のこと、その後の苦労話、現在の心配事など、当事者同士で語り合いました。
阪神大震災ボランティア(復興住宅訪問/震災障害者)