皆さま、クリスマスカードの企画へのご協力ありがとうございました。
今回は全国から1300通のクリスマスカードが寄せられました。
そのなかから、この4月に避難解除となり福島県双葉郡の村に帰還しなければならなくなる葛尾中学校にも送りました。葛尾村に帰る子ども達は 少ないと思いますが、決して平坦ではない今後の人生にエールを 送るクリスマスカードとなりました。3月13日の卒業式にも出席させてもらう予定です。
校長からよろず相談室に次のような便りが届きました。
「カードをはじめ段ボールいっぱいの贈り物を送付していただき有り難うございます。箱をあけてビックリしました。22日には終業式なので子どもたちに渡します。支援を力に変え、これからも生徒と共に教育活動に精進し、葛尾村の活性化に寄与できるように頑張る所存であります」
皆さまの手書きのカードが被災地にいきる人々を励まし続ける力となっています。ほんとうに有り難うございます。

熊本県阿蘇郡のこどもたちに送られたカード

上二枚は福島県に送られたカード
神戸市東灘区の集会施設をお借りして、仲間の集いを開催しました。学生生徒のボランティア、先生方、訪問活動を続けておられるチンドンユニットによる歌やトークでたくさん笑って、また、手作りの豚汁とお弁当を囲みながら交流していただきました。
よろず相談室の活動をきっかけに交流を続けてこられた方々の再会の場になればとの思いから、毎年この時期に企画しております。困難な経験を共有してきた仲間のお顔がみえたときの本当に嬉しそうなご様子が印象に残ります。
震災障害者の集いのメンバー及び当所のスタッフが厚生労働省を訪れ、障害者手帳の申請に使う診断書の原因欄に「自然災害」の項目を追加することなど、支援の拡充を要望しました。古屋範子副大臣との会談においては、6家族9人の当事者がこの20年の経験、思いを丁寧に伝えました。今後同じ思いをする人がいなくなるように、積極的な施策がとられることを願います。
毎日新聞など各メディアで紹介されています。
阪神大震災ボランティア(復興住宅訪問/震災障害者)